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2019.01.11

インターネットTV局 AbemaTV

日本初のインターネットTV局として2016年に産声をあげたAbemaTVに、出向して3年目になるモトキです。

スマートフォンの普及により、現在いわゆるインターネット動画サービスが多数台頭しています。Netflix、hulu、Amazon、GYAO、Youtube、楽天TV、DAZNなど。AbemaTVにとっては全てライバルになるわけですが、一つ決定的な違いがあります。それはAbemaTVが”動画サービス”ではなく、”メディア”だということです。それが「インターネットTV局」の所以です。

具体的に何が違うのかというと、バラエティ、ドラマ、ニュース、音楽、アニメ、ゲーム、将棋、スポーツ、格闘技など24チャンネルが番組表に編成されているということです。リアルタイムの視聴は無料で観ることができ、見逃し視聴(オンデマンド)は課金して会員になれば観られる仕組みです。

動画サービスはこれまでも多数存在し、NOTTVなどなくなったモノもたくさんあります。

現在のテレビが苦戦しているように、実は動画・映像が利益を出すのがとても難しいんです。

ここで、基本は無料で観られるAbemaTVが、ではどうやって利益を出しているのか、そのビジネスモデルを紹介したいと思います。

一つは、既出の「課金」です。リアルタイム以外の過去のコンテンツを観たい人は課金して観ることになります。

二つめは、「広告収入」です。CM出稿が主なパターンで、AbemaTVのリアルタイム視聴の番組にはCMが存在し、企業にそのCM枠を買ってもらっています。

主にこの二つです。

「課金」を伸ばすためにはダウンロード数を増やすしかありません。ただ、日本の人口が1億ちょっとと、上限が見えていることを考慮すると、課金には限界があるように思えます。

「広告収入」は、これはテレビと同じ手法です。今現在のテレビが若者のテレビ離れで視聴率が下がり、それに伴い広告出稿も減っています。そう考えると、果たしてAbemaTVの将来はどうなるのか…と私は日々考えています。。

毎年200億の制作費をつぎ込み(これには社内のリソース、社員の人件費は含まれていません)、課金や広告収入で毎年収益は増えているとはいえ、3年連続で100億以上の赤字です。

それでもサイバーエージェント/AbemaTV社長の藤田さんは、「AbemaTVを10年は続ける」と豪語しています。アメーバブログが開始して7年目くらいで今の”誰もが一度は聞いたことがある”地位を築けたらしく、AbemaTVも彼の中で明確な狙いがあるのでしょうか…。その全貌は内部にいてもまだ見えませんが、日々番組を制作していて感じるのは、常にメディアをネットの視点から観ているんだなと感じます。

グーグルアナリティクスで、各番組の視聴者の

・住んでいる地域

・年齢層

・性別

・視聴時間(1時間番組を50分観たのか、10分観たのか、1分しか観てないのか)

・番組のどの時間帯で視聴が離れたのか

・スマホで観たのか、PCで観たのか、ファイヤースティックを使ってテレビで観たのか

など、テレビの視聴率データ以上に詳細なデータを取ることができるので、サイバーエージェントがブログやゲームで培ったマーケティングを駆使して、番組に対してKPIを設定し、UIの修正を日々かけることにより、ユーザーに日々新鮮な機能をアップデートしている印象を与えると同時に、広告出稿してくれる企業に対しての営業、またSNSとの連携などは、テレビより可能性が広がっていると思います。

たまに営業と企業プレゼンの席を一緒にすることがあるのですが、この詳細データとSNSとの連携で、テレビが一番獲得できていないティーン層に、AbemaTVは絶大な支持を得ているというのは、各企業にとってやはりとても魅力的なようです。

ちなみにAbemaTVのWAU(ウイーク・アクティブ・ユーザー)、MAU(マンス・アクティブ・ユーザー)はyoutubeに次いで日本2位とのこと。

しかし、最近テレビ東京とTBSが連携して「Paravi」という動画サービスを開始したり、TVerなど…地上波のメディアがネットに本気で進出してきたら、もともと番組制作の歴史とノウハウを膨大に持っている彼らに、AbemaTVをはじめネット動画サービスは太刀打ちできないのでは??という不安と、様々な形態の動画サービスが次々出てくる現状に、アメリカのテレビを観て、日本のチャンネル数の少なさに疑問を感じていた私にとってはワクワクが止まりません。

最後に私が日々AbemaTVでやっている業務に触れたいと思います。

私は番組プロデューサーです。制作会社で番組制作やCM制作をやってきた経験を活かして、主にバラエティ番組を制作しています。

生放送対応、収録対応、番組の立ち上げ・企画会議、企画書作成、予算管理、キャスティング、台本チェック、番組表の作成(テレビで言うラテ欄)、各番組の各回の宣伝打ち出し文言を考える・そのデザイン、各番組のリリース記事やSNS文言のチェックなどです。

現在私が担当している番組をよかったら観てください。

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●「日村がゆく」https://abema.tv/video/title/90-484

バナナマン日村さんが、新たなバラエティを開拓すべく体を張るバラエティ

●「チャンスの時間」https://abema.tv/video/title/90-979

千鳥さんがMCとなり、世の中のくだらない調べたことのないことに焦点をあて、その結果がどうなるか予想するバラエティ。(ヤンキーってどこまで我慢強いの?など)

●「恋愛ドラマな恋がしたい2」https://abema.tv/video/title/90-1182

8人の若手俳優・女優がドラマを通して恋に落ちるのか?がコンセプト。各回ごとにペアになり演技テーマを与えられ、稽古・オーディションし、1組だけがドラマに出演できる。鈴木おさむ氏が脚本を手がける。

その他、3月から新番組、4月末の大型連休に6時間特番が決まっております。そちらも情報解禁が出たら共有致します。

 

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