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会社とサッカーの採用について考える

  • 2018.10.31

はじめに

ご覧いただいている皆様、初めまして。進撃しない巨人ことZです。

 

今回は営業兼各種調整役という特殊任務を請け負う私が感じた人材採用について会社とサッカーの似ている点と違う点について考えてみたいと思います。

 

  

 

なぜサッカーなのかというと、私自身サッカーを高校まで真剣に、大学からは楽しくプレーしており、社会人になってからもご縁でサッカー関連の仕事やプレーヤーのエージェントをやっている企業にも勤めておりました。

今は、HR×ITの業界でエージェント業務を含む様々な新規事業に携わっていますが、サッカーチームへの人の出入りと採用活動の似てるところ、似て非なるところを考えていきたいと思います。

 

本来は双方のエージェントに特化した内容のほうがいいかと思いましたが、幅が広すぎるので、今回はもう少し大きな視点で組織に対しての人の出入りの方法と失敗するパターンに絞って記載します。

深堀は次回ということで。。。

 

プロのサッカーチーム=会社という枠組みで考えていきます。

前提条件:ここでいうサッカーチームとは親会社などの会社組織としての「サッカークラブ」ではなく、競技の側面のフロント・コーチスタッフ・選手「サッカーチーム」とします。

 

以下、サッカーチーム⇒サ   会社の採用⇒社

 

『組織に人を入れるための採用方法』

サ:シーズン開幕前

1.引退や退団で前年度抜けた選手の穴埋め補強

2.未来に向けて育成する選手の獲得

 

社:年度開始前

1.定年や離職による退職に対して昇格人事や経験者採用

2.新卒を中心としたポテンシャル採用

 

日本のサッカー業界では、学校制度のスケジュールにある程度合わせるため春~冬までのシーズンとなっていて、高卒大卒の新人に関しては、1年生のころからチェックして、進学もしくは就職かどうかの意思確認の上で最終学年になる前にはある程度どこに行くのかは絞られています。

学生の就職活動と同じようにインターン採用に似た制度や採用活動の前倒しなど常にいい人材を確保しようとしています。

一方で、サッカー選手の退団も似たところがあり、条件や環境を変えるために退団する選手、引退(会社でいう定年)選手がおり、大きく違う部分は、サッカー選手には、引退後に人によっては社会人1年生としてのセカンドキャリアを送る人が多く存在するという部分と戦力外で一方的に解雇通告をすることがサッカーの場合は可能であるという部分でしょうか。サッカー選手には、なる前と現役を終えた後の最低2回の覚悟が必要ですね!

チームや企業にとっては、採用するまでのスカウトや選考の時点で確かな目が必要となります。

 

 

 

『人事の失敗例』

サ:チームとしての危機的状況

1.主力選手の移籍や大怪我の穴埋めできず

2.熟成した組織が熟成しすぎて賞味期限を迎える

3.育成した若手がレギュラーの壁を超えられない

 

社:会社組織としての危機的状況

1.人に依存した業務でその担当が離職する

2.既存事業が特定クライアントへの依存度が高すぎる

3.社員の成長が望めない

 

少し無理やりこじつけている部分もありますが、、、共通していることは多いと思います。

サッカーチームの場合は選手寿命が短いこともあり、熟成した組織が崩れるサイクルが早いのが特徴です。

どちらにも共通して言えることは、個人に依存しすぎるとその個人がいなくなった時に危機となり、組織や相手に対してもずっと同じ環境で進んでいくといわゆるマンネリ状態になり、個人や組織共に成長が望めなくなってしまうという側面があります。

ある一定のサイクルで新しい血を入れて回していくということは共通項としてありますが、違う点を挙げるとすると、サッカーはあくまで競技で決められた人数の中でのやりくりを求められるので人数の量でカバーすることができませんが、会社となると規模の拡大を続けていけばある程度は人数でのカバーが可能になります。逆も然りですが、人数を極限まで削って最少人数で高クオリティな仕事を行うことができる点も違う点となるでしょうか。

一般的な会社にとって一番の理想は、新しい優秀な人材が次々に活躍し、既存事業と新規事業がともにうまくいきながら規模を拡大していくということになると思います。

それで行くとプレーヤーとマネジメントサイドの数の比率の差が一番の違いとなります。

対戦相手も含めて人数が決まった中でのマネジメントをしやすいとみるのか、しづらいとみるのかは個人によっても相当変わってくるかと思います。

注:もちろん、会社としてのサッカークラブの場合は、プレーヤーの定義が会社組織と一緒になるのでまったくの別問題です。

 

まとめると、サッカーであっても会社であっても同じ組織なので似ている部分は非常に多く、常に組織の健全な運営と成長のために新しい人材を求め続け、個人は会社が求めるものにマッチできるように成長、時には移籍・転職をしていくというところは本当に似ていますね。

違う点は、前述のとおりいくつもありますが、一番違う点はやはり、引退後にセカンドキャリアが始まるという点でしょうか。

活躍して有名になっているサッカー選手はそのままサッカー関連の仕事で平気かもしれませんが、大多数はそうはいきません。知り合いに多くの元サッカー選手がいますが、ほとんどの人は一般企業に就職します。

アスリートのセカンドキャリアという呼ばれ方をよくされていて課題になっています。

職業にするほどサッカーなどのスポーツに打ち込んでいた人ほど次のキャリアを考えるのは非常に難しいことに感じてしまうことでしょう。

 

細部まで考えだすと書ききれませんが、以上が採用面の似ている部分と違う部分の考察でした。

 

最後に無理やりついでに、サッカー選手行われる契約形態を無理やり会社に落とし込んでみました。

 

契約の形態

1.高卒・大卒入団 ⇒新卒採用

2.特別指定選手枠 ⇒インターン採用

3.レンタル移籍 ⇒他社への出向

4.完全移籍 ⇒転職

5.ユースからの昇格 ⇒バイト等からの社員登用

6.引退後フロント入り ⇒役員への昇格や顧問契約

 

 

次に書く機会が訪れた際は、エージェントの業務で考えてみたいなと思います。